市町村職員のための住民監査請求の要件審査研究室【解説編】 サイトマップ

※ 「はじめに」以外は、各要件項目ごとにWebページを分けています(全体でWord 約550ページ程度の分量)。各ページから、元原稿のWordファイルのPDF版をダウンロードすることも可能です(各Webページの末尾にリンク設定)

※ これとは別に「集約版」(PDF約140ページ)、「要件審査項目一覧表」(PDF約10ページ)があります。

※ 将来的には、下記のほか、住民訴訟(住民監査請求)の本案の問題ですが、おそらくは関係者の関心の最重点事項である、住民訴訟における公金支出にかかる裁量権の限度(判断枠組みと適応)について、原稿を作成したいと考えています(ただし現在のところ、資料調査等の時間が取れないため、目処がついてません)

はじめに

集約版のページ

要件審査項目一覧表のページ

【総論】

 0.0  お知らせ・改訂履歴
 0.1  住民監査請求の制度設計の考え方
 0.2  住民監査請求の要件は?
 0.3  要件審査の結果、不適法な請求だったときは、どうするの?

【各論】

1  普通地方公共団体の住民
 1.1  未成年者単独の請求についての論点

2  違法・不当な財務会計行為及び怠る事実 概説
   2.1.1 財務会計行為各論:公金の支出
   2.1.2 財務会計行為各論:財産の取得、管理又は処分
   2.1.3 財務会計行為各論:契約の締結・履行、債務その他の義務の負担
   2.1.4 財務会計行為各論:当該行為がなされることが相当の確実さをもって予測される場合
   2.1.5 財務会計行為各論:怠る事実
 2.2  財務会計行為の特定

3  当該普通地方公共団体の執行機関・職員

4  請求において求める措置

5  監査請求期間
 5.1 監査請求期間
  5.1.1 監査請求期間(正当な理由は除く)に関する裁判例
 5.2 財務会計行為1年経過後の請求についての正当な理由
  5.2.1 監査請求期間経過の正当な理由に関する裁判例

6  その他の請求要件

7 先行する行為の違法性の請求対象財務会計行為への影響(違法性の承継)
 7.1 先行行為と後行財務会計行為等の関係に関する裁判例

【関連情報】

市町村職員のための住民監査請求の要件審査 研究室【判例集編】
 (別サイト:住民監査請求の請求要件に関する重要な最高裁判例)

CDなるメディアも過去のものとなり最近買うこともなくなりましたが、かっては随分買い込んだものです。とりわけ印象が深かったのがこの2枚、左がフルトヴェングラーの大戦末期のエロイカ所謂ウラニアのエロイカ、右が見るからに海賊盤(コラ!)カルロス・クライバーのリンツ&ブラ2、1988年VPO復帰演奏会の録音です。

このエロイカ、ハタチそこそこの頃初めて(別の盤で)聞いて椅子から転げ落ちそうになりましたが、同様の世評を見るにつけ、若者に迂闊に聞かせるのはどくいりきけんたべたら死ぬで麻薬ではなく劇薬な演奏なのだろうかと。フルトヴェングラーの評伝のいくつかには、欧州大戦末期のこの演奏の頃、アルベルト・シュペーアやフェリックス・ケルステンから、ドイツの敗戦が不可避であることやヒムラーに狙われ生命の危険が現実化していることを聞かされたとあり、シュペーアの自伝にもその件があったはずで、この録音、とりわけ2楽章なかでも再現部でヘ短調への転調が示唆される辺りからを聞くにつけ、ナチスのドイツに残った、というかドイツを去ることがあり得なかったフルトヴェングラーの胸中に去来したものの想像ができそうにも思えてきます。

クライバー盤はバブルの頃合いに今はなき秋葉石丸に大量においてあったもの。あの3号店の跡いまは何になってるんでしょうか。Philipsに同曲目同演奏者の正規フィルム盤があり定演でないとはいえ時期も似たようなもので中味そんなに変わらんとはいえますが、それでもこちら、ワガママキャンセル王クライバーがテレーズ事件でVPOと揉めた後なんでもVPOが頭を下げて復帰に漕ぎ着けたとかでしかも定演、その所為かヒリつくような妙な緊張感が耳につきアンサンブルの乱れも散見され、また出自怪しき海賊盤なんで音質はアレなのにせよ、その緊張感が生みだすリンツの弦合奏やブラ2冒頭楽章460から480小節辺りのホルンソロと弦のサウンドなど、あのキングオブ横着オケVPOが腰浮かせて本気出して演奏するとこうなるのかと、劇薬いうより麻薬性の依存性があって抜け出せません。